デザイン審査・コスト審査
TUFTブログを閲覧していただいている皆様初めまして!
学部三年の奥平達裕と申します!
シャシー(主にホイール内部品)とエアロを担当しています。
エアロ班は去年本格的に発足し、現在はGFRPでフロントウイングを製作しているところです。(ちなみに試作で木製ウイングは作りました)
正直迷走中ですが…
うまくいくのかはわからないけど空力デバイスで性能アップは絶対にさせたいですね!
TUFTに入って早二年と三か月くらいが経ってしまいましたぁ~
初年度はコロナの影響ででほとんど活動ができず、二年目はパンデミックが激しさを増してしまい、公式記録会はあったものの僕は今まで本大会に参加できていません。本当の学生フォーミュラの面白さを感じることができていない&経験や知識が三年目にしてはかなり不足していることに若干のやるせなさを感じているのは僕だけなのでしょうか?きっと僕と同期にあたる学生フォーミュラチームに所属している人はみんな感じていると思います。
後輩のみんな、頼りない僕で、本当にすまんな(涙)…
さて、暗い話は終わりにして本題に入りましょう!
学生フォーミュラ大会では、車両の運動性能を競う(動的審査)以外に、静的審査というものがあります。僕はTUFTに入ったばかりのころは単純に車の速さだけを競うのかと思っていましたがそうではなかった!
今回紹介するのは、静的審査のデザイン審査・コスト審査です!
デザイン審査とは、自分たちのマシンについて、設計資料などを参照しながらそのマシンのコンセプトや技術的な工夫点について、さらにはマシンに採用した技術が市場性のあるものなのかを評価する審査です。
これは自分たちの設計の意匠が試されるという機械設計者としてはとても難しい審査だと思います。マシンの性能はもちろん、斬新さや、加工性、整備性などについてほかのチームと比較されてしまうからです。いくら性能がよくても、整備性がなくてはいけないし、斬新さもある程度は必要で、市場性を考えるのであれば製品としての魅力も必要…。
デザインを考えて設計し一台の車を完成させる。
速いだけではいけない。
なかなか大変ですな…。
今年の大会できちんとTUFTのマシンについて評価されるのか心配です。
でも配点が高いから、やり切ってきちんと点を稼がないと!
次にコスト審査です。
その名の通り、コストについてなのですが、大会で評価されるのは単純に安さではなく、搭載している部品が適切な製造過程であるかどうか、そして部品の理解とコスト算出の精度が十分であるかどうかです。審査員に質問されたことに的確に答えるためには十分なマシン製造・部品の理解をしておかないといけません。
事前に提出するコスト関連の書類は量が多く、時間がかかるため、毎年チームメンバーは大変です。
でも、自分たちで作るマシンなのだからマシンの理解も含めてコストは頑張らなければならないのです。
以上、デザイン審査・コスト審査についてでした!
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